夏の空、高校生たちの星間飛行。

時報を合図に、少女と星の一生を描いた『わが星』。
その世界観を引き継ぎ、
2014年に現役高校生たちと共に上演された『わたしの星』。
あれから3年。高校生キャスト＆高校生スタッフを再び公募し、
メンバーも新たに創作する2017年の『わたしの星』。
彼らとともに「ままごと」がおくる、夏の日の物語。

夏、未来、宇宙。
火星移住が進み、過疎化した地球に残された高校生たちは
文化祭の準備に明け暮れていた。
夏休み最終日、スピカはたったひとりの同級生に転校を告げ、姿を消す。
片思い、叶わぬ夢、帰れない場所。
オーバー・ダビングされた思い出たちが宇宙の片隅で再生される。
星に引力があるように人にもきっと引力がある。
たとえどれだけ離れても、あなたはずっとわたしの星。